【まとめサイト】稼げないジャンル4選&後発組の戦い方

この記事では、まとめサイトのジャンル選びについて解説します。

ジャンルを決めないことには、サイト名とドメインも決められないので、サイトを作成することが出来ません。

まとめサイトについて一から知りたい場合は、ホームからご覧ください。

稼げないジャンル

  1. 興味がない
  2. ライバルが多すぎる
  3. 落ち目、需要がない
  4. 広告が貼れない

まとめサイトを趣味で運営する分には、どんなジャンルでも問題ありません。

これらは「多くの人に見てもらいたい、お金を稼ぎたい」という人向けの、ジャンルを選ぶ際に注意したいポイントです。

興味がない

まとめサイトで収益が発生するまでには、数か月~半年ほどの時間がかかります。

稼げそうだと思って始めても、興味がないと日々の情報収集や更新が苦痛になり、途中で投げ出してしまいます。

日頃からニュースをチェックする趣味があれば、候補に入れてみましょう。

ライバルが多すぎる

まとめの人気ジャンル
  • トレンド
  • アニメ
  • ゲーム
  • 野球
  • サッカー
  • アイドル

これらはまとめサイトの中でも、特に人気のあるジャンルです。

幅広い世代に人気の趣味は、やはりライバルとなるサイトが多いです。

大手まとめの中には、10年以上も運営されているサイトも多いので、今から始めるのははっきり言って遅いです。

アニメやゲームが好きだからまとめサイトを作ろうと思っても、すでにライバルとなるサイトが多すぎる状況です。

最悪なのはトレンド

トレンドとは、話題になっているネタを拾うサイトのことです。

何でもありのサイトはよく見かけますが、ほとんどは運営歴が長い大手まとめであり、適当にトレンドを拾ってるように見えても、ある程度扱うネタを絞っています。

初心者が大手まとめの真似をしても、アクセスを得るのは非常に困難です。

例としてサッカーまとめ
出典:サッカーアンテナのサカテナ

Googleで「サッカー まとめサイト」と検索してみます。

サッカーまとめは多すぎるので、アンテナサイト(まとめサイトの更新情報をまとめたサイト)が上位に表示されています。

サッカーまとめは運営されているもので数十サイト、ほとんど放置されているものを含めれば優に100以上のサイトがあります。

では「今からサッカーまとめを作っても手遅れなの?」というと、そうではありません。

人気ジャンルに参入を考えている人は、後述する「2.後発組の戦い方」を参考にしてください。

落ち目、需要がない

すでに落ち目のジャンルに、遅れて参入するのはおすすめしません。

気になるジャンルの人気度の動向を調べるには、「Google トレンド」を利用します。

このツールでは、入力した単語がGoogleでどれだけ検索されているかを、簡単に調べることが出来ます。

ファンの人が見ていたら申し訳ないですが、ここではアイドルを例に解説します。

AKB48とは、かつて国民的な人気を誇ったアイドルグループです。

最近ではアイドルグループの乱立や、アイドルブームが下火になったこともあり、以前のような勢いはありません。

上にある「比較」から単語を追加すると、このように簡単に比較することも出来ます。

AKB48に代わって台頭した乃木坂46も、人気は緩やかに下降傾向にあります。

アイドルグループとまとめサイトは、人気になり乱立したのが共に2010年代であり、多くのアイドルまとめが開設されました。

48&46グループは未だに大手まとめが多くあり、「ライバルが多すぎる+落ち目」のダブルパンチとなっています。

あとは言うまでもないですが、そもそも需要がないジャンル(誰も知らないアイドルなど)は、十分な収益を得るアクセスは望めません。

広告が貼れない

審査に通らない
  • 知的財産権の侵害
  • 露骨な性的コンテンツ
  • 暴力的、中傷的なコンテンツ

まとめサイトの収入源は、「Googleアドセンス」「Amazonアソシエイト」などの広告によるものです。

これらのジャンルでは、広告を貼るための審査に通らないので収益化が難しいです。

自分が広告主だと考えれば、広告を貼って欲しくないジャンルばかりなので、大まかに何が駄目なのかは分かるかと思います。

後になって「広告が貼れない!」とならないように、事前に注意事項を確認しましょう。

参考 Google パブリッシャー向けポリシー

参考 アソシエイト・プログラム・ポリシー

後発組の戦い方

今から始める場合は
  • ジャンルをさらに絞る
  • 引用元を変える
  • 新しいジャンルを先取り
  • ライバルがいないジャンル

あれもダメこれもダメで、「じゃあ何を選べばいいのか」「稼げるジャンルなんてあるの?」と思った人もいるかもしれません。

実際これを選べば、今からでも十分稼げるというジャンルはありません。

しかしよく考えてジャンルを選定することで、今からでも(人気ジャンルでも)稼げるサイトを作ることは可能です。

ジャンルをさらに絞る

ジャンルさらに絞る
2chなんJ、VIP、家庭、生活全般、オカルト超常現象
アニメアニメ実況、少年ジャンプ、ガンダム、SS(二次創作)、声優
ゲームゲームハード、DQ・FF、スマブラ、ポケモン、ウマ娘
野球プロ野球、MLB、特定の球団
サッカーJリーグ、欧州リーグ
アイドル48&46グループ、ハロプロ
ギャンブルパチンコ・スロット、競馬
趣味生き物、ガジェット、釣り、車・バイク、将棋、料理・食べ物、政治経済、投資、筋トレ・ダイエット、Vtuber
翻訳ネットで話題、日本スゴイ、韓国、特定の国、アニメ、サッカー

すでに述べたように、何でもまとめるトレンドはおすすめしません。

内容に一貫性があったほうが、固定ファンが付きやすく収益も安定します。

そして今からまとめサイトを始める場合は、ジャンルをさらに絞る必要があります。

ここに挙げたジャンルは、絞ってもなお大手まとめが存在するものですが、選ぶ際の参考にはなるかと思います。

引用元を変える

引用元備考
Twitter国内外で人気のSNS、2chと並んで引用元として人気
Reddit世界最大級の掲示板、海外の反応の翻訳元として使われる
YouTube動画共有サービス、海外で話題の動画まとめなど
Imgur画像共有SNS、海外の反応で見かける
TikTok動画共有サービス、ネタ元として最近人気

まとめサイトといえば2chというイメージですが、引用元の候補は他にもあります。

まとめくすがTwitterのまとめツールの提供を始めましたし、Redditなどの海外コミュニティから引用した(翻訳が必要ですが)まとめサイトも増えています。

引用元を分散した大手まとめ

ポケモンには「ぽけりん」という大手まとめがあります。

引用元は2chだけでなく、Twitterからも多くのネタを拾っています。

さらには自身が運営している掲示板にも多くの書き込みがあり、そこからもまとめている非常に珍しいまとめサイトです。

話題をポケモンに絞っているので固定ファンが多く、引用元が分散されているので競合サイトとネタが被りません。

人気ジャンルで差別化の成功例

サッカーには「NO FOOTY NO LIFE」という大手まとめがあります。

欧州の主要リーグで活躍する日本人選手や、日本代表戦をメインにまとめているサイトです。

引用元(翻訳元)は海外のサッカーコミュティなので、いわゆる海外の反応でもあります。

つまりは欧州リーグや代表戦に特化していて、引用元は海外コミュティという差別化が出来ています。

サッカーまとめという、ライバルサイトが100以上ある一大ジャンルでは、ただ適当にまとめていては稼げません。

新しいジャンルを先取り

  • ウマ娘(2016~)
  • Vtuber(2016~)
  • ポケモンGO(2016~)
  • 日向坂46(2019~)

遅れて人気ジャンルへ参入するのではなく、新たに始まったサービスで、まとめサイトを作るという方法もあります。

最近になって出てきた人気ジャンルですと、ウマ娘やVtuberなどがありますが、特に人気のあるサイトはどこも早い段階からサイトを開設しています。

すでにレンタルサーバーを借りてまとめサイトを運営している場合は、ドメイン代(月100円ほど)だけで新たにサイトが作れます。

気になったり人気が出そうだと思ったサービスは、取り合えずサイトを作るのもありです。

しかしポケモンGOや日向坂46など、すでに人気のジャンルから派生したものは、狙っている運営者も多いので競争が激しいです。

ライバルがいないジャンル

サイト内容
登山ちゃんねる登山やアウトドアに関するまとめ
凹凸ちゃんねるメンタルヘルス、性的マイノリティなど
fig速フィギュアや玩具の新作情報
ろぼ速VIPロボットアニメに絞ったまとめ
軍事・ミリタリー速報☆彡軍事や宇宙に関するまとめ
ヒーローNEWS特撮ヒーローやアメコミなど

これらは競合が見当たらないまとめサイトですが、アクセスが多くコメント欄も賑わっています。

前例のないジャンルに挑戦するには少々勇気が必要ですが、ひょっとするとライバルがいない大手まとめになれるかもしれません。

ただし「そのサイトに需要があるのか?」「毎日更新するだけの話題はあるのか?」など、色々と考えることが多いです。

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