この記事では、まとめサイト向けにWordPressの設定を解説します。
WordPress本体の設定なので、テーマを変更しても、設定は失われません。
まとめサイトについて一から知りたい場合は、ホームからご覧ください。
WordPressでやるべき設定
WordPressの機能は多すぎて紹介しきれないので、インストール後に最低限やるべき設定(知っておきたい機能)に絞りました。
メニューやコメント欄などの設定は、別記事にて解説します。
WordPressを更新する
WordPressでは「コア(本体)、プラグイン、テーマ、翻訳ファイル」にアップデートがあると、「更新」に数字付きで通知されます。
それぞれにチェックを入れるなどして、更新ボタンを押します。
更新はセキュリティの観点から重要なので、後回しにせずに早めに対応します。
ウィジェットの追加と削除
ウィジェットとは、サイドバーやフッターなどに設置できるブログパーツのことです。
「外観→ウィジェット」から、ウィジェットの追加と削除が出来ます。
ホームに戻ると、サイドバーに「検索、最近の投稿、最近のコメント、アーカイブ、カテゴリー」が表示されますが、あれもウィジェットです。
ウィジェットは、左側にある「利用できるウィジェット」から追加できます。
試しに「カレンダー」を選択します。表示する位置を選んで「ウィジェットを追加」を押すだけです。
右側にあるサイドバーの中に、「カレンダー」が追加されました。
ホームからサイドバーを確認すると、カレンダーが表示されます。ウィジェットが不要な場合は、左下から削除できます。
ウィジェットの追加と削除は、ドラッグ&ドロップでも出来ます。
プラグインを削除する
プラグインとは、WordPressに機能を追加する小さなプログラムのことです。
「プラグイン→インストール済みプラグイン」から、有効化・無効化と削除が出来ます。
最初からインストールされている「Hello Dolly」と、エックスサーバーに付いてくる「TypeSquare Webfonts for エックスサーバー」は、不要なので削除します。
世界中のエンジニアが公開した、55,000以上のプラグインを利用できますが、便利な反面で脆弱性を悪用される場合があります。
そのため、使わないプラグインは削除するのが基本です。
プラグインをインストール
「プラグイン→新規追加」から、今度はプラグインをインストールします。
検索フォームに「WP Multibyte Patch」と入力したら、表示されたプラグインを「今すぐインストール→有効化」します。
こちらは元々アメリカで開発されたWordPressを、日本語環境でも正しく動作させてくれるプラグインです(文字化け防止など)。
以前は最初からインストールされているプラグインでしたが、現在は必須ではないという意見もあるので、不要と感じたら削除してください。
他にも入れるべきプラグインはありますが、別記事にてその都度解説します。
サイト名とキャッチフレーズの設定
「設定→一般」から、サイト名とキャッチフレーズを設定します。
サイト名はすでに設定されているはずです。キャッチフレーズは「Just Another WordPress Site」を削除して、自分で入力します。
「○○のまとめサイト」のように、簡単にサイト内容を説明するものです。
入力したら、下にある「変更を保存」を押します。
サイトアドレスを「https」に変更
同じく「設定→一般」から、WordPressアドレスとサイトアドレスを「https」に変更します。
URLはサイトによって「http」や「https」だったりしますが、「https」とはSSLというプロトコルによって通信内容を暗号化したものです。
以前はログインページなど、個人情報をやり取りするページのみをSSL化していましたが、現在ではすべてのページをSSL化する「常時SSL」が主流になっています。
エックスサーバーのクイックスタートを利用して、WordPressをインストールした場合は、これ以外に必要な設定は完了しています。
パーマリンクの設定
パーマリンクとは、Webページごとに設定したURLのことです。
「設定→パーマリンク」から、変更することが出来ます。
パーマリンクの中でも、よく選ばれるのが「数字ベース」「投稿名」です。
数字ベースにして投稿すると、「https://~/archives/123」のように、自動的に割り当てられた数字がURLとなります。
投稿名では、このページ「https://~/wordpress-settings/」のように、自分で英語表記に設定します(日本語だと不具合が多い)。
投稿する記事数の多い2chまとめでは、ほとんどが「数字ベース」を選んでいます。
海外の反応では、「投稿名」にしているサイトが多い印象ですが、面倒なら数字ベースでいいかもしれません。
※パーマリンクは途中で変更すると、URLが変わってしまうので注意してください。
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